推定90年代、Hermès Paris(エルメス)製『ダークブラウンポリアミド ダッフルコート』になります。
スペシャルアイテムの入荷です。
知らない人はいない最高峰のブランドでもある『Hermès Paris』
Hermès(エルメス)とは、1837年にティエリ・エルメスよって、高級馬具の製造工房『ティエリ・エルメス』をフランス・パリで開業したのが始まりとされています。
自動車の発展による馬車の衰退を予見し、鞄や財布などの皮革製品に事業の軸足を移していき、今日に至ります。
エルメスが掲げる代表的なロゴには、『エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御すのはお客様ご自身です』という意が込められています。
"素晴らしい製品と世界観をお届けしますが、馬車の席にはお客様が座り、あくまでもお客様が人生を前へと進めるように。"
という考え方を持ち続けています。
そんなエルメスより、定番アイテムであるダッフルコートのご紹介です。
第二次世界大戦時にイギリス海軍で防寒着として広く使用され、その後余剰在庫が市場に多く出回った事で一般化した "Duffle Coat(ダッフルコート)"
民族衣装・ミリタリーアイテムといったイメージの強いダッフルコートですが、その真逆をいくエルメスらしさ全開のエレガントな仕上がり。
上品で綺麗な形をした襟・ジップファスナーが見えない様に比翼式仕様に設計された前合わせ・主張が少なく落ち着いたカラーのトグルボタン等、シンプルなデザインの中でもエルメスらしい拘りが感じられる逸品。
細かなディテールの配慮によって、よりエレガントに魅せるエルメスの "業" は、天晴れとしか言いようがありません。
前合わせは、ジップファスナーとトグルボタンでの比翼式の二重構造が採用されており、デザイン性のみならず機能性にも優れています。
生地には、"Polyamide(ポリアミド)" を100%使用。
ポリアミドとは、ナイロンと同素材となっており、日本ではナイロン表記が主となりますが、ヨーロッパ諸国ではポリアミド表記となっています。
水に濡れても浸透しにくく、速乾性に優れている性質を持っていますので、悪天候時にも活躍する優秀なファブリック。
ナイロンと聞くと少しチープな印象を持たれる方も多いかと思いますが、エルメス製となれば話は別。
寧ろ高級感漂う、肉厚で滑らかなこの生地感は、エルメスでしか体験出来ないと言っても過言ではないかと。
またダッフルコートといえばウール生地で仕立てられており、冬場に着用する事を想定としたオーバーコートが殆ど。
しかし当個体に関しては、ポリアミド生地で仕立てられていますので、ウール生地に比べても遥かに軽量で、今まで重さで敬遠されていた方でもノンストレスでご着用頂けるかと思います。
裏地には、"ウール × カシミア" の混紡生地が採用されていますので、保温性に関しても申し分ありません。
カラーは、お探しの方も多い "ダークブラウンカラー" を採用。
上品なデザイン・仕立てに、上品なカラー。
黄金の組み合わせによって繰り出される逸品は、"一生モノ" という名に相応しい1着かと思いますので、流行り廃りなく長く着続けられるアイテムをお探しの方には大変お勧めです。
サイズ表記は "54"
日本サイズで "XL ~ XXL" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても大きなサイズ感となりますので、大きな体型の方でも問題なくご着用頂けるかと思います。
小穴・リペア跡等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと思います。
数あるラグジュアリーブランドの中でも最高峰であり、別格の位置付けがされている "Hermès Paris"
最高峰ブランドから繰り出される、最高級生地を是非とも体感下さい。
当ショップでも滅多に入荷しない希少なアイテムとなりますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。